「FTX Japanのクオンツゾーンで仮想通貨(暗号資産)の自動積立ができるみたいだけど、設定が難しそう」
そんな人に向けて、クオンツゾーン(Quant Zone)の設定方法をわかりやすく解説します。
ぼくはクオンツゾーンを「毎朝9時に1,000円分のイーサリアムを成行注文」と設定し、毎日自動で積み立て中↓
この記事では、クオンツゾーンの使い方を操作画面にそって5ステップで説明します。
手順通りにすすめれば、誰でもクオンツゾーンを使いこなせますよ。
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- Defiで200万円ほど運用
- 資産運用とブログで生活
クオンツゾーンは無料で使える仮想通貨の自動売買bot
クオンツゾーンは、仮想通貨の自動売買をするbotを簡単な設定で作れる無料ツール。かかるコストは売買時の取引手数料0.07%だけです。
「仮想通貨の積立ならbitFlyerとか手数料無料の国内取引所で良いじゃん!」と思う方がいるかもしれません。
でも他取引所の積立は、手数料は無料ですが2〜4%のスプレッド(買う時は市場価格より高く・売る時は安くなる)をとっています...
詳しくは以下の記事を読んでください。
» 仮想通貨積立のおすすめ取引所はFTX Japanだけ【他は手数料高すぎ】
クオンツゾーンで毎日1,000円分の仮想通貨を買う設定例5ステップ
↑がぼくが使っている「ETHを毎朝9時に成行注文で1,000円分買う」という設定のクオンツゾーン。そのままマネすれば、毎日1,000円分のETHを自動で買ってくれます。
ここから上記設定を例に、クオンツゾーンの使い方を解説します。
今回は「毎朝9時にETHを1,000分成行注文」のルールを設定します。
ルール名はわかりやすい名前をつけましょう。
「トリガー」は注文が実行される条件です。
hour == 0
↑は「アメリカ時間0時(日本時間AM9時)のとき」という意味です。
「アクション」で注文内容を決めます。
- タイプ:「カスタム注文の発注」
- 注文タイプ:「成行注文」
- 買 / 売:「買い」
- マーケット:「ETH / JPY」
を選択。
注文サイズで注文する数量を決めます。それ以外の注文オプションはチェックしなくてOK。
1000/price("ETH/JPY")
↑は「1000 ÷ ETHの現在価格」を意味します。
ETHの現在価格が20万円なら、
1000 ÷ 200000 = 0.005ETH
が注文数量です。
「注文をキャンセルして新しく注文を発注する」をクリック。その下はチェック不要です。
このままだと、9時0分から9時59分59秒の間は日本円が尽きるまで注文が実行され続けます。画面左下の「アクションの追加」で停止条件を加えましょう。
- タイプ:「ルールを一時停止」
- ルール:「現在のルール」
- 時間:「1」
- ユニット:「時間」
を入力し、「注文キャンセル」をクリック。
これで9時0分に1回注文が実行されたあと、1時間ルールが停止します。1時間後のAM10時以降はトリガーの「hour == 0」を満たさないので注文は実行されません。
これでルール内容の設定は完了。画面右下の「下書きを保存」を押しましょう。
STEP4のテストが不要な方は「保存して実行する」を押せば、次のAM9時から毎日注文が実行されます
STEP3で設定したルールが正しく動くかテストします。
テスト注文のための日本円をFTX Japanに入金しましょう。今回の場合は1回分の注文金額1,000円ですね。
入金の具体的なやり方は以下のとおり。
入金が終わったら、メニューのクオンツゾーンから先ほど作成したルールを選び、「ルールを編集」を押しましょう。
トリガーを「true」にし、「保存して実行する」をクリック。これですぐに注文が実行されます。
注文メニューの取引履歴で設定したとおりの注文が実行されていればOKです。
テスト結果に問題がなければ、ルールを再度編集し、トリガーを「hour == 0」に戻して「保存して実行する」をクリック。
これで今後は毎朝9時に成行注文で1,000円分のETHが自動で買われていきます。
積立のお金をFTX Japanにつど振り込むのは面倒。
住信SBIネット銀行の定額自動入金・定額自動振込サービスを使えば、手数料0円で入金作業も自動化可能です。
ぼくは、
- 毎月25日に3,1000円をメインバンクから住信へ自動入金
- 翌月1日に1のお金をFTXへ自動振込
- FTXで毎日1,000円分のETHを自動積立
という使い方をしています。
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FTX Japanの具体的な口座開設手順が知りたい方は、以下の記事が参考になります。
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(後日公開予定)